ファイアフォンアマゾン・ドット・コムがスマートフォン市場に参入するのは、自社が手がけるネット通販サイトの一段の事業強化が狙いだ。新型端末で通販サイトの使い勝手を高めて増収につなげる。スマートフォンは米アップルと米グーグルがOSを軸に市場を二分している。いずれも自社サービスとの融合で、端末販売との相乗効果をもたらす戦略を採用する。
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 アマゾンは18日に新端末の予約受け付けを始めた。7月25日に発売する。日本での発売は未定だが、将来は投入する見通しだ。新端末は現在販売 されているスマートフォンの性能を上回る。3D画像を表示できるほか、アマゾンの商品データベースと照会して目的の商品を簡単に特定可能。通販サイトの顧 客を囲い込める。

 アップルはアイフォーンをコンテンツ配信サイト「アイチューンズ・ストア」と連携、グーグルはOS「アンドロイド」の オープン化を採用して、自社が展開する検索サービスと親和性を高めて事業を強化していく戦略を採用している。アマゾンも同じだ。新型端末を通販サイトの入 り口と考えて事業を拡大する絵を描く。アマゾンは米AT&Tを通じて発売するが、ゆくゆくはソフトバンク傘下入りした米スプリントも扱う可能性が高い。

[Ref] アマゾンのスマホfireに驚かされたこと