世界最大手のノート型パソコン(PC)受託メーカー、台湾の広達電脳は7月から、米アップルの初代スマートウォッチの本格生産を始める。事情に詳しい関係筋が明らかにした。10月にも発売される予定という。
アップルは発売後1年の販売台数を5000万台と見込んでいる。現在試験生産を行っている広達電脳が主要製造者となる見込みで、最終組み立て作業の70%以上を担当するという。
関係筋は、画面は長方形に近く、画面の表面がややアーチ型に張り出しており、ワイヤレス充電が可能などと話した。
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先行しているスマートウォッチと同様、一部機能はそのまま使えるが、メッセージや音声会話はスマートフォン(多機能携帯電話、スマホ)への接続が必要とみられている。
また関係筋は、韓国のLGディスプレーが当初生産分についてスクリーンを独占的に供給すると明かした。脈拍を管理するセンサーも搭載されており、供給業者にはシンガポールに拠点を置く画像・センサー製造のヘプタゴンも含まれるという。
アップル、広達電脳、LGディスプレー、ヘプタゴンはいずれもコメントを控えた。