日本ケミコンは色素増感太陽電池向けで導電性高分子ポリマーを使った透明電極膜(写真)の開発にめどをつけ、2015年度に量産を始める。国内拠点に生産ラインを設置する予定。同電極膜は従来の白金を採用したタイプと比べて低コストで製造できるほか、触媒性が高く色素増感太陽電池の実用化に貢献できる。

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日本ケミコンは同電池向けの透明電極膜を12年に開発しサンプル出荷しながら改良を進めてきた。製品特性と電極膜をロール状にして提供する生産技術などに一定のめどがついたため15年度内の量産開始に向けて準備を始めることにした。
量産する透明電極膜は各種電子機器や産業機器向けに供給しているコンデンサーで使う導電性高分子ポリマーをベースにした新材料を開発して完成した。触媒性 に優れているため、化学反応を促進し効率的に発電できる。また他の電子部品製造で使用しているポリマーを採用し、白金の電極に比べて材料コストを抑制。耐 水性があり溶液中でも錆びる恐れがない。
量産する透明電極膜は各種電子機器や産業機器向けに供給しているコンデンサーで使う導電性高分子ポリマーをベースにした新材料を開発して完成した。触媒性 に優れているため、化学反応を促進し効率的に発電できる。また他の電子部品製造で使用しているポリマーを採用し、白金の電極に比べて材料コストを抑制。耐 水性があり溶液中でも錆びる恐れがない。
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