ディスプレイサーチは公式ブログで、今年の10月の液晶テレビの生産台数は2100万台を超え、史上最高を記録する見込と発表しました。(LCD TV Brands’ Production Expected To Reach Record High in October)
テレビメーカーによるマーケット拡大の施策とサプライサイドが呼応・連動して市場規模を効果的に拡大できると見て液晶パネル側もそれらのアクションを支える潤沢なサプライを行っていく模様です。
ほぼ同時に呼応してアクセルを踏み込んだようです。
液晶という製品の量を拡大することについて思っている以上に高難度であることを実感する身にとっては、感慨深いものがあります。

過去にもこのような市場拡大を図った場面では、必ず律速する部材が発生したのですが、今回はそのような懸念の指摘はありません。それだけ液晶のサプライチェーンが成熟してきたと言えるのでしょう。
長く複雑なサプライチェーンが見込どおり順調に進み生産~販売に繋がるか注目しています。