液晶パネルはiPhone 6の主要部品だが、消費者の多くはApple社がようやく大型ディスプレーを採用したことを高く評価している。iPhone 6のディスプレーは4.7型、1334×750画素の低温多結晶Si(LTPS)TFT液晶パネルで、画素密度(精細度)は326 ppi。パネル供給メーカーは韓国LG Display社、ジャパンディスプレイ、シャープである。一方、iPhone 6 Plusは5.5型、1920×1080画素、400ppiのLTPS TFT液晶パネルを採用しており、LG Display社とジャパンディスプレイからパネルを調達している。
iPhone 6は以下のような幾つかの新しいディスプレイ技術を導入している。
・ネガ型液晶材料を用いたネガティブIPS液晶モードでコントラスト比を向上
・緑色を新しくした薄型カラーフィルターで色域を向上
・バックライトユニットに超薄型の導光板を使用し、厚さを削減
・バックライトユニットに2つの機能を兼ね備えるLEDチップを使用し、高輝度を実現
・2枚のフィルムを1枚に組み合わせた新たなBEF(brightness enhancement film)構造によって、輝度を向上させるとともに厚さを削減
Move to full article
にほんブログ村 ニュースブログ ITニュースへ
にほんブログ村