中国メディアの騰訊数碼は10日、シャープが開発した自由な形状に設計できるディスプレイ「フリーフォームディスプレイ」を紹介する記事を掲載し、「従来の液晶ディスプレイに比べて革命的な進歩」と高く評価した。
 記事は、米メディアのPCWorldの報道を引用し、シャープが6月に「フリーフォームディスプレイ」を発表したことを紹介したうえで、日本で開催された最先端IT・エレクトロニクス総合展のCEATEC JAPAN 2014で「フリーフォームディスプレイ」が展示されたと伝えた。
にほんブログ村 ニュースブログ ITニュースへ
にほんブログ村


 続けて、「フリーフォームディスプレイ」はシャープのIGZO技術とシャープ独自の回路設計によってさまざまなニーズに応じた形状を実現できると紹介、その一例として自動車のインパネ(インストルメントパネル)を1つのディスプレイだけで表示できると伝えた。
  また記事は、一部メディアの報道を引用し、シャープはすでに「フリーフォームディスプレイ」の量産に向けて準備を進めているとする一方、PCWorldの 報道として「技術の製品化には一般的に時間がかかるため、フリーフォームディスプレイがすぐに自動車メーカーに採用されるかどうかは不透明」と伝えた。