台湾の受託生産大手、鴻海(ホンハイ)精密工業が自動車分野への本格進出を狙い始めた。2014年は傘下企業が自動車部品事業などに相次ぎ参入。
郭台銘董事長も9月に中国で電気自動車(EV)に投資する方針を明らかにした。電子機器では圧倒的な生産力で価格破壊を起こしてきた鴻海。次は自動車産業を攻略しようという野望は実現できるのか。
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昨年12月末、鴻海は子会社を通じて中国の高級車ディーラー大手、中国和諧汽車控股に約6億1千万香港ドル(約93億円)を出資したと発表した。10.5%の株式を保有して第2位の株主になり、「新事業に向けて提携する」(鴻海)という。
 和諧汽車は香港上場企業で中国にショールームなどを約50カ所で展開。独BMWや英ジャガーなどのブランドを扱うほか、米EV大手のテスラ・モーターズのアフターサービスも提供している。鴻海は和諧汽車と組むことで高級車向けサービスのノウハウなどを蓄積するのが狙いとみられる。

まずはテスラに ... Move to full article 日経"鴻海、自動車進出の野望 EVへの投資表明"