toppan A 凸版印刷株式会社は、プリンテッドエレクトロニクス技術を活用し、フレキシブル薄膜トランジスタ(TFT)を実現する印刷プロセス技術を確立。薄く、軽く、かつ曲げることができるフレキシブル電子ペーパーを開発しました。さらに今回、カラーフィルタ技術を活用しフレキシブル電子ペーパーの部分的なカラー化(以下 エリアカラー)を実現。
 このフレキシブル電子ペーパーを活用し、「レール型電子棚札(ESL:Electronic Shelf Label)」を試作しました。凸版印刷は、さらに開発を進め「レール型電子棚札」の2017年度の実用化を目指します。
 また、本研究開発の一部は独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の次世代プリンテッドエレクトロニクス材料・プロセス基盤技術開発の助成を受けて開発した成果を利用しています。
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■「レール型電子棚札」 の特長
 本「レール型電子棚札」は、棚の前面全体を表示エリアにできることから、紙の棚札や個片の電子棚札に比べ表示面積も広く、配置及び表現の自由度を高めることができます。
 これにより電子棚札の特長である販売情報の一括書換え制御に加え、顧客向け販促情報の表示、さらに作業員への商品陳列指示情報の表示など、様々な用途展開が可能となります。また、エリアカラーにより、顧客へのセール・商品アピールなどのアイキャッチ効果を高め、作業員には注意を促し作業ミス低減も図れます。

・前面はレール型構造で表示レイアウトはフリー、また棚と一体化したスッキリ、スマートなデザイン
・凸型の湾曲表示により、上の棚から下の棚まで、どこからも見やすい表示
・薄く、軽く、割れないプラスチック基材のため、カートがあたっても割れずに安全
・電子ペーパーの特長である、高コントラストにより見やすく、超低消費電力