パナソニックは、米グーグル「アンドロイド」がベースのアプリケーションプラットフォームを内蔵した業務用ディスプレーを開発した。パソコンなどの周辺機器なしで、有線・無線ネットワークからクラウド接続して簡単に広告や情報のデータ更新、管理が行える。今秋、小売店向けなどのデジタルサイネージ用として42型、49型、55型を発売する。
パナソニックの従来の業務用ディスプレーは映像や画像の表示機能のみで、周辺にパソコンやセットトップボックスなどの配置が必要だった。
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 新製品はパソコン機能を内蔵し、OSにサイネージ用を含めたソフトウエアが開発しやすいアンドロイドを採用。周辺機器が必要な従来のサイネージシステムと比べて、構成機器類の総コストは半分以下にできる。また、設置の手間も半減できるという。
  新製品開発と並行し、米スカラ、米ワンダーサイン、独グラスフィッシュといったサイネージ用ソフト開発の世界大手複数社と、パートナー提携に向けた協議を 推進。各ソフト開発会社のアンドロイドベースのアプリケーションが問題なく使えるとの相互保証を行い、業務用に不可欠な製品の信頼性を高める。