韓国LG電子が4月、日本で有機ELテレビを発売する。液晶テレビに比べ明暗比が大きい鮮明な画像が特徴だ。画面中央部がくぼんだ曲面型デザインも採用する。価格は65型で100万円程度とみられ、高級品として売り込む。先端商品によるLGの攻勢で、国内市場の競争が一段と激しくなりそうだ。
液晶テレビはバックライトと液晶を組み合わせて画像を作るのに対し、有機ELテレビは自ら発光する有機材料をパネルに使う。画像が鮮明なほか曲面型などに加工しやすい。スマートフォンでは韓国サムスン電子が主力機種に採用している。テレビ用の大型有機ELパネルは生産が難しく、量産しているのは事実上LGグループだけだ。

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液晶テレビはバックライトと液晶を組み合わせて画像を作るのに対し、有機ELテレビは自ら発光する有機材料をパネルに使う。画像が鮮明なほか曲面型などに加工しやすい。スマートフォンでは韓国サムスン電子が主力機種に採用している。テレビ用の大型有機ELパネルは生産が難しく、量産しているのは事実上LGグループだけだ。

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日本で発売するのはフルハイビジョンの4倍の解像度を持つ「4K」に対応する高画質製品だ。ヤマダ電機やビックカメラなどの都市部の店舗を中心
に、55型と合わせて売り出す。価格は海外と同水準のもよう。液晶テレビに比べ大幅に高い値段に見合う価値をアピールできるかどうかがカギになりそうだ。
米ディスプレイサーチによると、LGの世界シェアは2014年で14.7%とサムスン電子に次ぐ2位だ。ただ、10年に液晶テレビで本格参入した日本では 5%未満のもようだ。日本市場は成長が鈍っているが、中国などに比べると高価格品も一定量が売れる特徴がある。独自商品である有機ELテレビの投入でブラ ンド力を高め、巻き返しにつなげたい考えだ。
日本のテレビメーカーでは東芝が海外での自社開発・販売から撤退することを決めたほか、 シャープやパナソニックも不採算な海外事業の縮小を進めている。ソニーも販売規模を追わない方針で、高付加価値の4Kテレビに注力する。優位を維持してき た国内でも海外メーカーのシェア拡大を許せば状況はさらに悪化する。
LGは13年に有機ELテレビを発売した。現在は100以上の国と地域で展開する。価格が高いことなどから販売実績はまだ少ない。世界で最も品質に厳しい市場とみる日本では投入を見送っていた。日本仕様の画質を仕上げ、品質も向上したことから発売を決めた。
米ディスプレイサーチによると、LGの世界シェアは2014年で14.7%とサムスン電子に次ぐ2位だ。ただ、10年に液晶テレビで本格参入した日本では 5%未満のもようだ。日本市場は成長が鈍っているが、中国などに比べると高価格品も一定量が売れる特徴がある。独自商品である有機ELテレビの投入でブラ ンド力を高め、巻き返しにつなげたい考えだ。
日本のテレビメーカーでは東芝が海外での自社開発・販売から撤退することを決めたほか、 シャープやパナソニックも不採算な海外事業の縮小を進めている。ソニーも販売規模を追わない方針で、高付加価値の4Kテレビに注力する。優位を維持してき た国内でも海外メーカーのシェア拡大を許せば状況はさらに悪化する。
LGは13年に有機ELテレビを発売した。現在は100以上の国と地域で展開する。価格が高いことなどから販売実績はまだ少ない。世界で最も品質に厳しい市場とみる日本では投入を見送っていた。日本仕様の画質を仕上げ、品質も向上したことから発売を決めた。
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