サムスングループの事実上の持ち株会社である第一毛織は9月1日付で、商社や建設事業を手掛ける系列会社のサムスン物産と合併する。サムスン物産はサムスン電子株を4.1%保有する。現在は直接の資本関係がない持ち株会社がサムスン電子株を持つことで、中核企業に対する創業家の支配力を高める狙いとみられる。
サムスングループはオーナー経営者の李健熙(イ・ゴンヒ)氏から長男の李在鎔(イ・ジェヨン)氏への世代交代が進行中だ。今回の再編もこの一環だ。

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サムスングループはオーナー経営者の李健熙(イ・ゴンヒ)氏から長男の李在鎔(イ・ジェヨン)氏への世代交代が進行中だ。今回の再編もこの一環だ。

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第一毛織とサムスン物産が26日にそれぞれ合併を発表した。7月に臨時株主総会を開き正式に決める。存続会社は第一毛織だが会社名はサムスン物産とす
る。両社の2014年の売上高を単純合計すると33.5兆ウォン(約3兆7千億円)だった。合併による相乗効果などで20年に60兆ウォンまで拡大させる
のを目指す。
サムスングループは系列会社が複雑に出資し合う資本構造だ。李在鎔氏ら創業家と系列会社が3月末時点で52.24%の株式を持つ第一毛織は、サムスン電子の大株主であるサムスン生命保険の株を保有。サムスン電子とは間接的な出資関係だ。
新会社の筆頭株主は李在鎔サムスン電子副会長で16.5%。創業家と系列社の合計では39.9%となる。
サムスングループは系列会社が複雑に出資し合う資本構造だ。李在鎔氏ら創業家と系列会社が3月末時点で52.24%の株式を持つ第一毛織は、サムスン電子の大株主であるサムスン生命保険の株を保有。サムスン電子とは間接的な出資関係だ。
新会社の筆頭株主は李在鎔サムスン電子副会長で16.5%。創業家と系列社の合計では39.9%となる。
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