July 02, 2015
ジャパンディスプレイ、反射型液晶を1000億円の事業規模に育成-スマホ依存脱却へ
ジャパンディスプレイ(JDI)が2020年3月期までに、反射型液晶パネル事業を1000億円以上の事業規模に育てる方針を打ち出した。カラーでも明るい像を表示できる独自技術を採用した付加価値製品を切り札に、これまで反射型液晶が使われていなかったデジタルサイネージなどの新分野を開拓する。
JDIはスマートフォン向け液晶パネルへの依存度が高いことが経営課題の一つ。収益の安定化に向け、反射型液晶は重要な役割を担う。
反射型液晶は太陽光や照明の光を内部で反射させて像を表示する。明るい環境下でも視認性が高いほか、バックライトが不要なため大幅に消費電力を削減できるのが特徴。
ただカラー化すると、カラーフィルターの影響によって光の反射率が低下し、像が暗くなってしまう難点があり、普及が進んでいなかった。 課題解決のためJDIは、(1)光を正面方向に集中して反射させる技術(2)電極にアルミニウムの代わりに反射率の高い銀を使う技術(3)RGB(赤緑青)に加え画素に白を加える技術「ホワイトマジック」―の三つの技術を採用した。スマホ向け液晶で培ったノウハウを生かした。
有賀修二JDI社長は「(従来技術と比べ)色の再現性を高めることができた。反射型液晶の良さを見直してもらえる」と胸を張る。反射型液晶の専任部隊を立ち上げ、ウエアラブル端末、ハンディターミナルなどの産業用端末、電子棚札、屋外用などの特殊モニター、デジタルサイネージの5分野を重点開拓する。
特に注目されるのはデジタルサイネージ。これまで反射型液晶が使われなかった分野であり、「ある意味で新たなインフラをつくる」(有賀社長)。デジタルサイネージメーカーやコンテンツ制作会社などとの連携も視野に入れる。部材メーカーという枠を超え、「配信ごとに課金収入を得るようなビジネスにも参画したい」(同)と構想を練る。
ただカラー化すると、カラーフィルターの影響によって光の反射率が低下し、像が暗くなってしまう難点があり、普及が進んでいなかった。 課題解決のためJDIは、(1)光を正面方向に集中して反射させる技術(2)電極にアルミニウムの代わりに反射率の高い銀を使う技術(3)RGB(赤緑青)に加え画素に白を加える技術「ホワイトマジック」―の三つの技術を採用した。スマホ向け液晶で培ったノウハウを生かした。
有賀修二JDI社長は「(従来技術と比べ)色の再現性を高めることができた。反射型液晶の良さを見直してもらえる」と胸を張る。反射型液晶の専任部隊を立ち上げ、ウエアラブル端末、ハンディターミナルなどの産業用端末、電子棚札、屋外用などの特殊モニター、デジタルサイネージの5分野を重点開拓する。
特に注目されるのはデジタルサイネージ。これまで反射型液晶が使われなかった分野であり、「ある意味で新たなインフラをつくる」(有賀社長)。デジタルサイネージメーカーやコンテンツ制作会社などとの連携も視野に入れる。部材メーカーという枠を超え、「配信ごとに課金収入を得るようなビジネスにも参画したい」(同)と構想を練る。






































