BMWは、2015年中に発売を予定する高級セダン、7シリーズの開発車両を公開した。
同モデルでは、車載インフォテインメントシステムの入力インターフェースに静電容量方式タッチパネルとジェスチャコントロールを採用している。
日本ではカーナビにタッチパネルが標準搭載されているが、ドイツの高級車にはタッチパッド型インターフェースが広く採用されている。
BMWもiDrive コントローラと呼ばれるタッチパッド型の入力インターフェースを採用している。




しかし、シフトレバー周辺に配置されるタッチパッドは、操作時に視線を下に向ける必要があり、HMI ( Human Machine Interface ) の観点から改善を求める声が上がっていた。これに応えるかたちで、BMWは次期7シリーズにタッチパネルとジェスチャによる入力操作を採用する。
BMWが静電容量方式タッチパネルとジェスチャコントロールを採用することにより、同社をベンチマークする他の自動車メーカーが、同様の入力インターフェースを採用する可能性がある。