太陽光発電関連で北米最大規模の総合イベント「Intersolar North America(北米インターソーラー)」(2015年7月13~16日)が、米国カリフォルニア州サンフランシスコで開催された。インターソーラー関係者によると、約500社が出展し、来場者数は1万8千人以上だったという。イベントは3日間の専門セミナーと展示会・技術講演会で構成されている。
「こんなに早く太陽光発電のシステム価格が下がるとは、今まで誰も予想していなかった。蓄電池も同じ価格カーブをたどっており、まさに価格が急低下するところに位置する」と、太陽光発電と同様、低価格化により今後、普及が加速することを示唆した。  「蓄電池は、さらなる太陽光発電の連系接続を可能にし、再生可能エネルギー100%によるグリッド(電力網)を実現するカギになる」。最終的に「太陽光発電と蓄電池の併用は、米国のエネルギー産業に革命を起こすであろう」とも語った。


2015年の蓄電池を伴った太陽光発電市場(設置規模)は22MW, さらに2020年には769MWに成長すると予測されている。2020年の「太陽光発電プラス蓄電池市場」の売り上げ規模は31億米ドルとされている。今後、「太陽光発電と蓄電池」のコンビがエネルギー産業に革命を引き起こすか、注目される。
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