精密部品大手のミネベアは、2015年7月15日に新型LED照明器具「SALIOT ( Smart Adjustable Light for IoT ) 」を量産・販売すると発表した。
「SALIOT」は、発光ダイオードとレンズの距離をモータで制御することで、光の照射域や角度を調整することが可能となっている。さらに通常の照明器具は手作業で配光角度を変更する必要があるが、「SALIOT」は無線技術を応用して、スマートフォンなどで配光角や明るさなどを制御することが可能である。


店舗や施設などの高天井向けなどを中心に提案を行う。
ミネベアはLEDバックライトの大手メーカーであり、スマートフォン向けバックライトで高い 実績を持つ。「SALIOT」にはLEDバックライトで培った導光板の光学設計技術や樹脂成形技術が応用されている。また、ミネベアグループで保有してい るモータや無線通信の技術を複合化した製品として「SALIOT」が開発された。