シャープは大阪市阿倍野区の本社土地・建物をニトリホールディングス(HD)に売却する方針を固めた。売却額は数十億円とみられる。本社は小学校に隣接し建築に高さ制限があるが、ニトリHDは店舗として再開発するとみられる。
本社南側の田辺ビルはNTT都市開発に売却する方針。NTT都市開発はマンションを建設するとみられる。
本社南側の田辺ビルはNTT都市開発に売却する方針。NTT都市開発はマンションを建設するとみられる。
入札の結果、2社がそれぞれの土地建物について優先交渉権を得ており、9月にも最終決定する。シャープは売却後も両ビルを賃借し、2017年頃をめどに移転する。
シャープは創業者の早川徳次氏が1924年、早川金属工業研究所を設立して以来、現在地に本社を置いてきた。本社売却は人員削減などとともに取り組む固定費削減策の一環。一連の施策で15年度は約285億円の収益改善効果を見込む。
シャープは創業者の早川徳次氏が1924年、早川金属工業研究所を設立して以来、現在地に本社を置いてきた。本社売却は人員削減などとともに取り組む固定費削減策の一環。一連の施策で15年度は約285億円の収益改善効果を見込む。
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