台湾の経済紙『工商時報』(2015年8月27日付)は、外付け型タッチパネルに替わって主流になりつつあるタッチセンサー組込式のインセル(In Cell)パネルについての特集記事を掲載。
生産歩留まりの低迷で、量産化に成功したのが一部のパネル業者のみであるほか、インセルの3つの欠点として、大型製品で反応が鈍い、超高精細パネルに使うにはさらに複雑な回路設計が必要になる、曲面に搭載し難い、を挙げた。
その上で、これらインセルの直面する問題を、外付け型のメタルメッシュパネルはことごとく解決できるとの台湾系材料業者の声を紹介している。