ジャパンディスプレイ(JDI)は、スマートフォン向け有機ELパネルの量産を2018年春に始める。16年春に石川工場(石川県川北町)に試作ラインを整備して技術を確立し、その後、国内に量産ラインを構築する。米アップルは18年に発売するスマホ「iPhone(アイフォーン)」に有機ELパネルを採用する意向。現状では韓国勢がサプライヤーとして有力視されているが、JDIも名乗りを上げる。
JDI幹部が、来週にもアップル本社に赴き有機ELパネルの量産計画を伝え、受注交渉を始める。
JDI幹部が、来週にもアップル本社に赴き有機ELパネルの量産計画を伝え、受注交渉を始める。
JDIは16―17年度の全社の研究開発費を過去2年と比べ倍増させ、その多くを有機ELパネルに振り向ける。石川工場の既存の有機ELパネル試
作ライン(基板サイズは4・5世代)を、アップルの技術に合わせて改造する。また量産体制に近い6世代にも生産ラインを整備する。
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