パナソニックは2020年度をめどに液晶タッチパネルをすべて自動車向けに生産する。スマートフォン(スマホ)向けのタッチパネル技術を生かしてカーナビゲーションなどに使う新型パネルを開発する。19年度に液晶タッチパネルの事業売上高を14年度比2倍の200億円に高める。
液晶タッチパネル事業は現在、車載用が約7割で、コピー機向けなども手掛けている。
車載用では、16年度にもタッチパネルとメーターの操作ボタンを一体にした製品を実用化する。操作ボタンをパネル上に組み込み、走行距離や燃費などの情報を簡単に閲覧しやすくなる。
液晶タッチパネル事業は現在、車載用が約7割で、コピー機向けなども手掛けている。
車載用では、16年度にもタッチパネルとメーターの操作ボタンを一体にした製品を実用化する。操作ボタンをパネル上に組み込み、走行距離や燃費などの情報を簡単に閲覧しやすくなる。
パナソニックは「静電容量方式」と呼ばれるスマホと同じ方式のタッチパネル技術を生かし、曲面加工を施した車載用製品もそろえていく。
カーナビはネット接続など多機能化とともに高性能のタッチパネルが求められている。同社はパネル以外でも車向けのデバイスや機器を開発し、18年度に自動車関連の売上高を14年度比7割増の2兆1千億円に高める計画だ。
カーナビはネット接続など多機能化とともに高性能のタッチパネルが求められている。同社はパネル以外でも車向けのデバイスや機器を開発し、18年度に自動車関連の売上高を14年度比7割増の2兆1千億円に高める計画だ。
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