化学関連でも中国企業の海外進出が活発になってきた。藍星集団(ブルースター)などを傘下に擁する国有大手化学企業グループの中国化工集団(ケムチャイナ)が、ドイツの大手ゴム・プラスチック加工機械メーカー、クラウスマッファイを買収する。
買収額は9億2500万ユーロ(約1183億円)で、中国化工集団によると、中国によるドイツへの投資規模としては過去最大となる。中国政府の地域戦略?一帯一路?(「シルクロード経済ベルト」「21世紀の海のシルクロード」)に沿って、中国企業はアジアや欧州との結びつきを強めている。