
大量の要素技術研究から生まれる様々な商品を、時代に応じ次々投入し成長してきた。コモディティー市場には近寄らず、ニッチトップを追求。小さくてもうまみのある分野にこだわる。一度目を付けた技術は簡単には見限らず、需要が生まれるまで耐え忍び、花を咲かせる。
最も経営陣が高く評価したのが「めーでるシート」。サツマイモ農家の負担を軽減する農業用シートだ。農地にワラを敷き詰めるといった農家の重労働が緩和できるという。
CTO(最高技術責任者)の西岡務・取締役は「めーでるこそ当社らしい製品」と話す。「顧客のニーズをいち早く捉え、『こういうものが欲しかった』と言われる製品をどこよりも早く作るのが日東電工流だ」。むしろ大手の競合が気付かないような一見地味でニッチな方が都合がいい。
需要を先取りしたニッチ製品だった。近年で象徴的な事例が、グローバルでトップシェアを握るITOフィルムだ。指で触れると電気の流れが変わる性質があり、スマホのタッチ操作を可能にしている。Move to full article
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