台湾 News Flash (2016/6/1)有機ELテレビに未来はない?サムスン電子はどう動くのか?

June 01, 2016

EIZO製の液晶モニター、意図した色忠実に再現

石川県白山市に本社工場を置き、液晶モニターを世界に売り込むEIZO。金融機関や船舶、手術室など様々な用途に合わせて、こだわり抜いた機能を搭載しシェアを拡大している。中でも映像やゲームなどの制作といったグラフィックス市場向けの「ColorEdge」シリーズは、正確な再現能力により国内外で存在感が高まりつつある。

 スタジオジブリ、スクウェア・エニックス、レベルファイブ――。アニメや映画、ゲームの製作を手掛ける国内の著名企業が、EIZOのモニターを愛用している。海外でも「誰もが知るハリウッドの映画製作会社」(販売促進課の梶川和之課長)がユーザーだ。一体、何がコンテンツ制作のプロの心に刺さるのか。





 コンテンツ制作には数多くの人が携わるが、使用するモニターの性能や設定などによって、同じ色でも異なる色合いで表示されてしまう。そうした色 のコミュニケーションが取れない状態での作業が積み重なると、完成したコンテンツの色が当初決めたものと異なり、作業のやり直しが生じるという。モニター の設定を1台ずつそろえることも可能だが手間がかかる。

 一方、EIZOのモニターは、テレビや映画、スマートフォンなどコンテンツの出 力先ごとに定められた規格に設定すれば、それらで見るのと同じ色合いで表示。遠隔地から色を正しく表示しているか測定したり、一括で設定を調整したりも可 能だ。全員が目的とする色を共有しながら作業に取り組むことで、制作者の意図を忠実に再現できる。

 製造工程やハードの面でも独自の仕組 みは多い。モニターは通常、中心部に比べて端が暗いというが、自社設計の電子回路を搭載。検査工程で画面を隅々までチェックした測定器が電子回路と通信 し、明るさを画面全体でむらなく保つように調整する。通常は主に抜き打ち検査だが、黒から白まで256段階の色も全て調べて異常がないか確認。最後は人の 目で微妙な不具合を検査し出荷する。

 液晶モニターは使用し続けていると劣化などによって表示する色が暗くなったりするというが、モニターが備えているセンサーが定期的に画面を確認。色が正しく表示されていない場合は自動で補正する。

 「ユーザーの手間を省き、仕事や趣味に集中できる環境を構築したい」と梶川課長。扱いやすさの改善にも取り組んでいる。

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