液晶パネル大手、群創光電(イノラックス)は世界で初めて、65インチの8K4Kテレビ用パネルを量産した。市場観測によると、ソニーから受注したほか、サムスン電子、中国のテレビブランドからの受注も狙っている。一方、友達光電(AUO)は現在ソニー、サムスンなどに8Kパネルをサンプル出荷している段階で、年末に量産に入る計画だ。ただ、NHKが8Kスーパーハイビジョン(SHV)試験放送を開始した以外、世界でほぼ応用例がなく、放送コンテンツの充実が8Kテレビ普及の鍵を握る。24日付工商時報などが報じた。
イノラックスはきょう24日開幕のタッチパネル・光学フィルム関連産業展示会、タッチ・タイワン2016(26日まで、台北世界貿易センター南港展覧館)で、解像度7,680×4,320でフルハイビジョン(フルHD)の16倍に相当する8Kの65インチパネルを展示している。
イノラックスはきょう24日開幕のタッチパネル・光学フィルム関連産業展示会、タッチ・タイワン2016(26日まで、台北世界貿易センター南港展覧館)で、解像度7,680×4,320でフルハイビジョン(フルHD)の16倍に相当する8Kの65インチパネルを展示している。
AUOも65インチの8Kパネルを初めて発表した。曲率半径(R)4,000mmのカーブを描き、ベゼルレスの薄型設計で、スーパーハイビジョン放送の基準となる色域規格Rec.2020の90%を実現した。
市 場調査会社、ウィッツビュー・テクノロジーは、台湾パネルメーカーが8Kテレビ向け受注を競っており、下半期に8Kテレビの量産が始まると予測した。韓国 パネルメーカーは年末に98インチの8K曲面パネル、65インチの8Kフラットパネルを発表する予定だ。中国のパネル最大手、京東方科技集団(BOEテク ノロジーグループ)は65インチ以上の8Kテレビ用パネルを計画している。
ウィッツビューは、8Kコンテンツの充実がテレビ普及の鍵を握るため、8Kパネルが各社の成長の原動力になるのか、現時点ではまだ判断できないと指摘した。
8Kテレビを視野に、シャープは昨年10月末、世界で初めて85インチの8K映像モニターを発売した。NHKは8月1日から、リオデジャネイロ五輪の8K スーパーハイビジョン試験放送をBSで開始した。総務省は、2018年に8K実用放送を開始し、東京五輪が開催される20年に多くの視聴者が市販のテレビ で視聴することを目標に掲げている。
ウィッツビューはまた、8Kパネル対応のシステムオンチップ(SoC)がまだ少なく、4K用SoCに動き補償技術(MEMC)を搭載するしかないと問題点を指摘した。
市 場調査会社、ウィッツビュー・テクノロジーは、台湾パネルメーカーが8Kテレビ向け受注を競っており、下半期に8Kテレビの量産が始まると予測した。韓国 パネルメーカーは年末に98インチの8K曲面パネル、65インチの8Kフラットパネルを発表する予定だ。中国のパネル最大手、京東方科技集団(BOEテク ノロジーグループ)は65インチ以上の8Kテレビ用パネルを計画している。
ウィッツビューは、8Kコンテンツの充実がテレビ普及の鍵を握るため、8Kパネルが各社の成長の原動力になるのか、現時点ではまだ判断できないと指摘した。
8Kテレビを視野に、シャープは昨年10月末、世界で初めて85インチの8K映像モニターを発売した。NHKは8月1日から、リオデジャネイロ五輪の8K スーパーハイビジョン試験放送をBSで開始した。総務省は、2018年に8K実用放送を開始し、東京五輪が開催される20年に多くの視聴者が市販のテレビ で視聴することを目標に掲げている。
ウィッツビューはまた、8Kパネル対応のシステムオンチップ(SoC)がまだ少なく、4K用SoCに動き補償技術(MEMC)を搭載するしかないと問題点を指摘した。
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