「白いiPhone」生んだ下町企業 2年間の極秘開発
iPhoneと聞いて多くの人が連想する“白いiPhone”は、東京の下町の会社が作ったインクがなければ生まれなかった――。
アップルが2016年8月に公開した報告書で「iPhoneのディスプレイを取り囲む枠の一部を製造した」と紹介されたのが帝国インキ製造(東京都荒川区)。同社が、iPhoneのホワイトモデルで使われるインクを開発・製造したことが明らかになった。
帝国インキ製造は、家電製品のパネルや自動車のメーター、オーディオ機器のフロントパネルなど、工業製品の印刷に使われるインクを中心に開発・製造している会社だ。
帝国インキ製造の澤登信成社長は「アップルという会社はもちろん知っていたが、そんな世界的な企業が私どもの会社にコンタクトを取ってくるはずがない。誰かがイタズラして送ってきたのではないかと勘ぐった」と話す。
アップルが帝国インキ製造を“一本釣り”した理由は明らかにされていない。ただ、帝国インキ製造は早くから環境に対しての意識が高く、1992年には有害物質を含まず環境負荷が少ない水性インクを他社に先駆けて開発した。環境保護に積極的に取り組むアップルは、帝国インキ製造の環境面の技術力の高さを評価し、コンタクトを取ったのではないだろうか。
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