台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業と傘下のシャープが、米国で建設を検討している液晶パネル工場の建設地にペンシルベニア州を選定したことが9日、明らかになった。
進出の条件に用地や電力の料金などで優遇策などを求めている。液晶パネルは巨額投資が必要で、材料メーカーなどの協力も必要なため、採算性などを見極めながら建設を最終判断する。
進出の条件に用地や電力の料金などで優遇策などを求めている。液晶パネルは巨額投資が必要で、材料メーカーなどの協力も必要なため、採算性などを見極めながら建設を最終判断する。
新工場は1月下旬、鴻海の郭台銘董事長が建設検討を表明。ペンシルベニア州の誘致担当者と協議していることも明らかにしていた。新工場はテレビ向け大型パネルなどを量産する見込み。投資額は8000億円規模で、テレビの組み立て工場なども建設すれば最大で3万~5万人の雇用を創出できるという。
米国の新工場は鴻海が投資額の多くを負担するとみられるが、シャープ首脳は8日、同社が建設を主導する考えを示した。トランプ米大統領が製造業の国内投資を訴えるなか、雇用拡大の効果を強調する。
米国の新工場は鴻海が投資額の多くを負担するとみられるが、シャープ首脳は8日、同社が建設を主導する考えを示した。トランプ米大統領が製造業の国内投資を訴えるなか、雇用拡大の効果を強調する。
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