英調査会社IHSテクノロジーが27日発表した2017年1月の大型液晶パネル出荷枚数で中国のパネル最大手、京東方科技集団(BOE)が初めて世界首位となった。これまで首位だった韓国LGディスプレーは2位に転落した。
BOEは世界最大の中国市場でパソコンなどIT(情報技術)向けを中心に出荷を伸ばし、韓国勢からシェアを奪った。 BOEのシェアは22.3%。16年は17~19%で推移していたが、17年1月に2割の大台に乗せた。
用途別でみると、BOEはノートパソコン、タブレット、モニター向けで首位となり、「今後は韓国勢が強いテレビ向けに力を入れる可能性がある」(ロビン・ウー大型パネル担当プリンシパル・アナリスト)。
BOEは世界最大の中国市場でパソコンなどIT(情報技術)向けを中心に出荷を伸ばし、韓国勢からシェアを奪った。 BOEのシェアは22.3%。16年は17~19%で推移していたが、17年1月に2割の大台に乗せた。
用途別でみると、BOEはノートパソコン、タブレット、モニター向けで首位となり、「今後は韓国勢が強いテレビ向けに力を入れる可能性がある」(ロビン・ウー大型パネル担当プリンシパル・アナリスト)。
2位はLGディスプレーの21.6%。16年は21~24%で推移しており、シェアを落とした。
ただ、韓国勢はパネルが大きいテレビ向けに強いため、面積ベースのシェアは1位の24.8%。BOEの13.8%を大きく上回った。サムスン電子も枚数ベースのシェアは16年の12~14%から9.9%まで下落した。
ただ、面積ベースでは16.1%で2位だった。 台湾勢では友達光電(AUO)が3位の16.4%で、前年並みのシェアだった。群創光電(イノラックス)も前年並みの15.7%のシェアで4位だった。
ただ、韓国勢はパネルが大きいテレビ向けに強いため、面積ベースのシェアは1位の24.8%。BOEの13.8%を大きく上回った。サムスン電子も枚数ベースのシェアは16年の12~14%から9.9%まで下落した。
ただ、面積ベースでは16.1%で2位だった。 台湾勢では友達光電(AUO)が3位の16.4%で、前年並みのシェアだった。群創光電(イノラックス)も前年並みの15.7%のシェアで4位だった。
LONDON (February 27, 2017) – BOE, a Chinese display maker, takes top position in terms of large TFT-LCD display unit shipments in January 2017, according to IHS Markit (Nasdaq: INFO), a world leader in critical information, analytics and solutions. For the first time ever, a Chinese display maker, taking a total share of 22.3 percent in unit shipments, is displacing South Korea’s display makers, the historical leaders in shipment volumes.For more detail
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