パナソニックは17日、2014年に撤退したプラズマテレビを生産していた兵庫県尼崎市の2工場を譲渡し、事業にかかわる全資産の処分を完了したと発表した。
アジアで物流施設を展開するESR(東京)側に15日引き渡した。
譲渡した工場は「プラズマディスプレイ第3工場」と「同第4工場」。第3工場は05年に、第4工場は07年にそれぞれ稼働を始め、プラズマディスプレーの製造やテレビの組み立てを担っていた。
アジアで物流施設を展開するESR(東京)側に15日引き渡した。
譲渡した工場は「プラズマディスプレイ第3工場」と「同第4工場」。第3工場は05年に、第4工場は07年にそれぞれ稼働を始め、プラズマディスプレーの製造やテレビの組み立てを担っていた。
パナソニックのプラズマテレビ事業は、液晶テレビにシェアを奪われ採算が悪化し、14年3月末に活動を停止した。ESRは工場を取り壊し、延べ床面積約39万平方メートルの巨大な物流施設を建設する計画。
工場や土地の取得費用などを含めた総投資額は約700億円で、19年12月の完成を目指す。
工場や土地の取得費用などを含めた総投資額は約700億円で、19年12月の完成を目指す。
Comment
コメントする