大日本印刷と積水化学工業は18日、フィルム型の色素増感太陽電池を搭載した電子ペーパーを共同開発したと発表した。屋内外で発電・駆動するため電源が不要となる。このほど都内のコンビニエンスストアに電子看板として設置し、実証実験を始めた。2017年度中の発売を目指す。
大日印の組み立て式看板に、電子ペーパーと積水化学のフィルム型色素増感太陽電池を搭載した。
照度500ルクス以下の室内でも発電できるほか、持ち運びが容易で屋内外に設置できる。
電子ペーパーは光の反射を利用しているため、照明下や日中の屋外でも情報を視認しやすい。
大日印の組み立て式看板に、電子ペーパーと積水化学のフィルム型色素増感太陽電池を搭載した。
照度500ルクス以下の室内でも発電できるほか、持ち運びが容易で屋内外に設置できる。
電子ペーパーは光の反射を利用しているため、照明下や日中の屋外でも情報を視認しやすい。
電子看板のほか、今後は商業施設の建築装飾材や交通機関の情報表示器なども開発していく。省電力で薄く、軽い電子ペーパーは屋内外に設置しやすいため、案内図や標識、広告といった用途の利用増が見込める。ただ電池交換や電源確保が欠かせず、普及の足かせになっていた。
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