
シャープの戴正呉社長は、5月7日に「全社一丸、シャープの真の再生に向けて」と題した社員に向けたメッセージを社内イントラネットで配信した。
そのなかで、4月27、28日の2日間に渡り、鴻海精密工業の郭台銘会長とシャープの戴社長が、米ワシントンD.C.のホワイトハウスに訪問。ホワイトハウス米国革新局(OAI)のメンバーと、米国での投資拡大に関する協議を実施したほか、米ドナルド・トランプ大統領と会談したことを明らかにし、「トランプ大統領からは、『自分はシャープのファンだ。シャープ製品には大きな期待を持っている』との話が聞けた」などとした。
まずは、4月中旬に、4日間に渡り、千葉県幕張の幕張ビルと、大阪府堺市の本社で、2年ぶりとなる「トップ事業提案会」を開催し、取引先幹部や営業責任者など、204社1109人が参加したことを報告。 「私から事業方針説明や様々な新製品、開発中の商品の展示、さらには、事業ごとに具体的な商談を行い、出席者から、当社への強い期待の声をいただき、成功裡に終えることができた」とした。
さらに、4月初旬に全マネージャーが出席して開催した「経営検討会」についても報告。「検討会では、各事業責任者から、2017年度計画、中期方針について発表いただいたが、その内容を踏まえ、皆さんに改めて心がけてもらいたいことを2点話す」とし、「幅広く深い品揃え」と「コスト意識を高める」の2点を掲げてみせた。Move to full article
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