日本半導体製造装置協会(SEAJ)は7月6日、日本製半導体製造装置およびフラットパネルディスプレイ(FPD)製造装置(日本企業の海外工場での売上高を含む)の今後2年間の需要動向予測を更新した。

2017年度におけるFPD製造装置市場は、韓国を中心とした中小型有機ELパネル投資の継続に加え、中国市場での大型パネル向けの投資が加わり前年度比9.1%増の5300億円が予測されている。



2018年度も、中国でのG10.5に対する投資の本格化、ならびに有機EL向け中小型パネル用投資の継続が期待されるため同1.9%増の5400億円が予測されるが、2019度はG10.5の投資の継続が見込まれるものの、中小型パネル向け投資が一段落することから、同16.7%減の4500億円へと落ち込む予測となっている。