ジャパンディスプレイ(JDI)とNHKメディアテクノロジー(MT、東京都渋谷区)は12日、裸眼で高精細な立体映像を見られる「17型ライトフィールドディスプレイ=写真」を日本で初披露した。
目への負担が軽く、長時間見ても疲れにくい。映像を見られる範囲を示す視域は従来の4倍以上となる約130度で、複数人で同時に見られる。
サイネージ(電子看板)や美術品のデジタル記録、エンターテインメントなどでの利用を狙う。まずは2017年内にもコンピューターグラフィックス(CG)動画への対応を目指す。 JDIが開発した高解像度の「8K」ディスプレーの技術を応用した。ハイビジョンと同水準の映像を表示できる。
目への負担が軽く、長時間見ても疲れにくい。映像を見られる範囲を示す視域は従来の4倍以上となる約130度で、複数人で同時に見られる。
サイネージ(電子看板)や美術品のデジタル記録、エンターテインメントなどでの利用を狙う。まずは2017年内にもコンピューターグラフィックス(CG)動画への対応を目指す。 JDIが開発した高解像度の「8K」ディスプレーの技術を応用した。ハイビジョンと同水準の映像を表示できる。
物体の全方向から反射される光のいくつかをディスプレーで再現する「ライトフィールド方式」を採用。人が物体を見る仕組みに似ており、より自然な立体映像を映し出せる。独自の設計を取り入れ、解像度を保ちつつ視域を広げた。従来、同方式を使ったディスプレーの視域は約20―30度だった。
JDIの林完治氏は「実用化に向け、性能をさらに改善する」と説明した。またNHKMTの大塚悌二朗氏は「需要を探り、特徴を生かせる分野で展開したい」と力を込めた。
JDIの林完治氏は「実用化に向け、性能をさらに改善する」と説明した。またNHKMTの大塚悌二朗氏は「需要を探り、特徴を生かせる分野で展開したい」と力を込めた。
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