カネカは24日、政府機関と共同開発中の「結晶シリコン太陽電池」が、1枚(セル
)の実用サイズとされる180平方センチメートル当たりの変換効率で、世界最高の26・63%を達成したと発表した。同社が2016年に達成した記録を0・3ポイント上回った。
省エネルギー住宅分野などへの展開を目指し、高効率太陽電池の実用化に向けた研究を進める。
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と共同開発している。電気に変換可能な光の波長が異なる材料を組み合わせるヘテロ接合技術や、太陽電池の電極を裏面に集約することで受光面をより広くできるバックコンタクト技術により変換効率を高めた。
Comment
コメントする