September 18, 2017
iPhone液晶主体、陰る日本企業 搭載部品、韓台勢が台頭
米アップルは新機能を詰め込んだ「iPhoneX(テン)」で、基幹部品であるディスプレーを液晶から有機ELに切り替えた。iPhoneに有機ELを採用するのは初めてで、韓国サムスン電子が独占的に供給する。
17年モデルは1機種のみだが、18年には2機種に有機ELを採用する見通しで、液晶一辺倒だった日本勢の出荷量は減る可能性が高い。
17年モデルは1機種のみだが、18年には2機種に有機ELを採用する見通しで、液晶一辺倒だった日本勢の出荷量は減る可能性が高い。
液晶パネルの最大供給元のジャパンディスプレイはiPhone向けの出荷枚数が17年に前年比3割程度減少する見通し。シャープも同程度の受注減が予想される。両社はスマートフォン向けの有機ELの量産化を急ぐものの、実際に供給できるのは早くても19年となる見通し。日本のお家芸だったディスプレーが韓国勢に徐々に奪われる構図が鮮明となっている。
デザインの刷新に加え、無線(ワイヤレス)充電対応のためにiPhoneの背面はマグネシウム合金からガラス製に変わった。これに恩恵を受けたのが台湾の可成科技(キャッチャー・テクノロジー)。ガラスの強度を高める加工技術を発揮した。8月は21.7%増収だった。
一方で、日本勢でも村田製作所のコンデンサーやアルプス電気のカメラ向け部品などは1台当たりの搭載数を増やしたもよう。材料や微細加工などの独自の製造技術が強みとなる分野では他のメーカーの参入が難しく、継続して強みを発揮している。
日本の部品メーカーは2015年末にアップルがiPhoneの減産を決めた影響を強く受けた。一部のメーカーは高付加価値の部品に絞り込んだり、アップルへの過度な依存を避けるために中国のスマホメーカーを開拓したりしてきた。
付加価値が低い部品で海外勢に取って代わられる分には影響は小さい。ただ、アップルはiPhoneでスマホの技術革新をけん引してきた。重要な部品でiPhoneに入り続けられないと、日本の部品メーカーの競争力低下につながるおそれがある。
デザインの刷新に加え、無線(ワイヤレス)充電対応のためにiPhoneの背面はマグネシウム合金からガラス製に変わった。これに恩恵を受けたのが台湾の可成科技(キャッチャー・テクノロジー)。ガラスの強度を高める加工技術を発揮した。8月は21.7%増収だった。
一方で、日本勢でも村田製作所のコンデンサーやアルプス電気のカメラ向け部品などは1台当たりの搭載数を増やしたもよう。材料や微細加工などの独自の製造技術が強みとなる分野では他のメーカーの参入が難しく、継続して強みを発揮している。
日本の部品メーカーは2015年末にアップルがiPhoneの減産を決めた影響を強く受けた。一部のメーカーは高付加価値の部品に絞り込んだり、アップルへの過度な依存を避けるために中国のスマホメーカーを開拓したりしてきた。
付加価値が低い部品で海外勢に取って代わられる分には影響は小さい。ただ、アップルはiPhoneでスマホの技術革新をけん引してきた。重要な部品でiPhoneに入り続けられないと、日本の部品メーカーの競争力低下につながるおそれがある。





































