
事業部をスマートフォン(スマホ)向けの「モバイルカンパニー」と車載や産業機器向けの「車載インダストリアルカンパニー」、デジタルサイネージや仮想現実感(VR)機器向けの「ディスプレイソリューションズカンパニー」の3つに分ける。権限を委譲し収益管理を各カンパニーに担わせる。
一方で営業体制の拡充のために、新設したCMO(チーフ・マーケティング・オフィサー)職に中国家電大手グループのアクア最高経営責任者(CEO)だった伊藤嘉明氏(47)を招く。
18年3月をメドに進める経営再建策の柱となる外部資本の導入について、東入来信博会長兼CEOは「JDIの技術力を認めてくれるパートナーと組む。結構な数の企業が興味を示してくれており、じっくりと議論した上で進めたい」と話した。
またJDIは同日、主力商品となるスマホ画面のフレーム部分を0.5ミリメートル程度に抑えた新型液晶パネル「フルアクティブディスプレー」を発表した。有機ELパネルの対抗軸として、バックライトのミネベアミツミなど8社の先端技術を持ち寄って開発した。
スマホ用パネルの分野では、米アップルが新型iPhoneの一部モデルに有機ELパネルを採用し、中国勢にも採用機運が高まっている。現時点で有機ELは韓国サムスン電子がほぼ独占的に供給。足元で販売減が避けられないJDIは「当面の難局はフルアクティブで切り抜ける」(同社幹部)としており、中国スマホ大手の小米を皮切りに顧客を広げていく計画だ。
18年3月をメドに進める経営再建策の柱となる外部資本の導入について、東入来信博会長兼CEOは「JDIの技術力を認めてくれるパートナーと組む。結構な数の企業が興味を示してくれており、じっくりと議論した上で進めたい」と話した。
またJDIは同日、主力商品となるスマホ画面のフレーム部分を0.5ミリメートル程度に抑えた新型液晶パネル「フルアクティブディスプレー」を発表した。有機ELパネルの対抗軸として、バックライトのミネベアミツミなど8社の先端技術を持ち寄って開発した。
スマホ用パネルの分野では、米アップルが新型iPhoneの一部モデルに有機ELパネルを採用し、中国勢にも採用機運が高まっている。現時点で有機ELは韓国サムスン電子がほぼ独占的に供給。足元で販売減が避けられないJDIは「当面の難局はフルアクティブで切り抜ける」(同社幹部)としており、中国スマホ大手の小米を皮切りに顧客を広げていく計画だ。
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