ITmedia LifeStyleでやっていた連載が移籍して、装いも新たに今回から「麻倉怜士の大閻魔帳」として開始します。  
この連載では私が取材で見聞きし、日々様々な事柄を記入している取材ノート“閻魔帳”を基に、AV業界や音楽、映画などにまつわるあれやこれやを“滅多切り”にするというものです。
時に叱咤、時に激励しながら、業界の過去・現在・未来を私の視線で見通します。 聞き手・執筆の天野透です。麻倉先生の視線に対して、異なる視野を持ち込みつつ、より深く、よりわかりやすく、話の幅を拡げることを目指します。


麻倉:
早速本題に入りましょう。毎年閻魔帳の1ページ目に書き込まれるのは、決まってラスベガスで開催されている「CES」の話題です。私はCESに通い続けて20年以上、通算では25回ほど行っていますが、毎回画期的なものが何かしら必ず出てきます。  今回のAVフィールドで言うと、デバイスから処理、フォームファクターに至るまで、すべてに革命的なものが表れ、4Kを経て“次の時代”へ突入すると感じました。
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