ワコムはID番号をデジタルペンに付与する技術を活用し、本物に近い書き心地のデジタル文具や、手書きによる個人認証などへ展開する。ワコムはデジタルペンの中核技術を文具メーカーなどの顧客に提供し製品化する。
IDは多様な情報を付与できる。例えば、高級万年筆のような見た目のデジタルペンの中に、万年筆の筆跡になるようにする情報を入れる。文具の見た目と筆跡を一致させることで、利用時の違和感をなくす。
デジタル文具の普及・拡大につなげる。 第1弾として、ID番号で色情報を付与したペンが、近く実用化される見通し。タブレット端末に文字や絵を描くと、決められた色が出るため、子どもも色鉛筆感覚で使いやすい。
IDは多様な情報を付与できる。例えば、高級万年筆のような見た目のデジタルペンの中に、万年筆の筆跡になるようにする情報を入れる。文具の見た目と筆跡を一致させることで、利用時の違和感をなくす。
デジタル文具の普及・拡大につなげる。 第1弾として、ID番号で色情報を付与したペンが、近く実用化される見通し。タブレット端末に文字や絵を描くと、決められた色が出るため、子どもも色鉛筆感覚で使いやすい。
また別の使い方では、2本のペンに別々の色のIDをそれぞれ付与すると、端末側が別々のペンと認識できるため、デジタルホワイトボードなどに2本のペンで同時に書くこともできる。会議などを円滑に進められる。現在、ワコムの技術はIDによって16色まで色分けができる。
このほかID番号でボールペンと鉛筆、シャープペンシルの筆跡情報を付与する技術を開発した。万年筆の筆跡は現在、開発中。ペンの傾きや筆圧で、どんな筆跡になるかといった情報を登録し、本物の文具で書いた筆跡を再現する。
また他の技術と組み合わせ、個人認証にも利用できるとみている。例えば、ID番号でペンを保有する人の情報を登録し、指紋認証や書き方のクセで個人を認証する技術などと組み合わせる。誰がどの文字を書いたか特定して情報を管理する用途を想定する。書きグセは、本人が意識して書く必要があるため、睡眠中に、認証に必要な情報が盗まれるなどの心配がないとしている。
このほかID番号でボールペンと鉛筆、シャープペンシルの筆跡情報を付与する技術を開発した。万年筆の筆跡は現在、開発中。ペンの傾きや筆圧で、どんな筆跡になるかといった情報を登録し、本物の文具で書いた筆跡を再現する。
また他の技術と組み合わせ、個人認証にも利用できるとみている。例えば、ID番号でペンを保有する人の情報を登録し、指紋認証や書き方のクセで個人を認証する技術などと組み合わせる。誰がどの文字を書いたか特定して情報を管理する用途を想定する。書きグセは、本人が意識して書く必要があるため、睡眠中に、認証に必要な情報が盗まれるなどの心配がないとしている。
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