特許庁は、次世代にインパクトを与える最先端分野である「有機EL装置」、「リチウム二次電池」、「自動走行システムの運転制御」及び「マンマシンインターフェイスとしての音声入出力」などの12の技術テーマについて、大量の特許・論文情報を調査・分析した報告書を取りまとめました。
各国における研究開発の進展により、世界全体の特許出願件数は年々増加しています。この大量のビッグデータと言える特許情報について、論文情報も併せて分析し、各国や各企業の研究開発動向を把握することは、我が国の研究開発戦略や施策検討を行う上で非常に有用な情報となります。 そこで、特許庁では、次世代にインパクトを与える最先端の技術分野を中心に技術テーマを選定し、特許出願技術動向調査を実施しています。


平成29年度は、将来の市場創出・拡大に大きな影響を与える分野を中心に以下の12の技術テーマを選定し、特許・論文情報の調査・分析を実施しました。

有機EL装置
自動走行システムの運転制御
次世代光ファイバ技術
リハビリテーション機器
超音波診断装置
食品用紙器
リチウム二次電池
マンマシンインターフェイスとしての音声入出力
ヒト幹細胞関連技術
匿名化技術
CO2固定化・有効利用技術
MIMO技術