1704_LGOLED001 高精細な映像に対応する「4K」液晶テレビの店頭価格が一段と安くなった。発売直後時点で比べると、東京では国内メーカーの新モデルが前年のモデルより3割安い。18年末には4Kとさらに高精細な8Kの衛星放送が始まる。需要喚起に向けて家電量販店の値下げが進んでいる。

ビックロビックカメラ新宿東口店(東京・新宿)では、ソニーの49~50型品「KJ―49X8500F」などの新モデルが発売直後に17万円程度で並んだ。現在は15万円程度で販売されている。



 17年モデルの発売時点の価格は25万円前後だった。液晶パネル価格の下落もありテレビの値下がりは続きそうだ。  

大阪市内でも国内メーカーの最新機種(55型)が25万円台と、前年から2割程度下がった。平均単価も下落傾向だ。  

調査会社のBCN(東京・千代田)によると、6月の家電量販店やネットショップの4K・8K液晶テレビの税別平均単価は11万504円。前年同月比で2割安い。