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Apple Watchをはじめとするスマートウォッチは今ではさまざまなメーカーから多種多様な製品がリリースされています。独自のOSを搭載している端末も多いですが、Apple Watchの対抗馬と筆者が勝手に期待していたWear OS(旧称:Android Wear)は現状いったいどうなっているのだろうと思い、試してみたくなりました。
そんなわけで今回の「TicWatch pro(以下TicWatch)」は、バッテリーが30日間もつという触れ込みが気になったのと、3万円弱というお手頃な価格に惹かれて選出しました。一カ月くらい使用してみたのでご紹介させていただきます。



 TicWatchは中国Mobvoi社製のスマートウォッチで、OSには前述の通りWear OSを搭載しています。特徴は2重のディスプレイを搭載していることです。
本製品の売りである30日間バッテリーがもつ、というのはこの二重の液晶画面にタネがあります。上部のFSTN液晶パネルは透過式になっていて、普段は旧来のデジタルウォッチさながらな時計が常時表示されています。腕を傾けるなど動作を感知すると、その背後にある有機ELディスプレイのウォッチフェイスが表示されます。
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