シャープは27日、12月1日に始まる4K衛星放送に対応したチューナーを内蔵した液晶テレビを発売すると発表した。同社の製品を中心に、空調機器や調理家電などを操作できる機能がある。放送開始にあわせて発売し、年末商戦で拡販する。

液晶テレビ「AQUOS 4K」の60型と50型を11月17日、45型を12月22日に発売する。税別の市場想定価格は15万5千~28万円前後。4K対応チューナーを搭載したブルーレイレコーダーや、これまでの4K画質に対応するテレビとつなげば4K放送を視聴・録画できる外付けチューナーも11月に発売する。
4Kチューナーの搭載にあわせて、家電や住宅設備とつなぐ機能を拡充した。新しいテレビはグーグルアシスタントに対応し、テレビのリモコンから話しかければ同社の調理家電や空調機器、グーグルアシスタントに対応する照明器具やシャッターなどを操作できる。

カレンダー機能も備えており、テレビがすすめるイベントのカレンダーへの追加や、音声認識での予定入力などが可能。 4Kチューナーを搭載したテレビは競合他社も発売している。「生活を便利にする機能を増やし、強みにしたい」(スマートTVシステム事業本部の加藤直樹本部長)という。

Source: シャープ、4K放送対応の液晶テレビを発売