英Dialog Semiconductorが、Appleと技術ライセンス契約を結び、ダイアログエンジニアをAppleに移籍させ、パートナーシップを強化すると10月11日(現地時間)、発表した。
Appleは、パワーマネジメント回路のライセンス料として6億ドル(約673億円)を支払うことで合意。前払いとして3億ドルを現金で支払し、同社の16%に相当する300人以上の技術者をAppleに移籍させる。
Dialog Semiconductorのジャラル・バゲーリCEOは「この取引は、Appleとの長期にわたる関係を再確認し、Dialogで構築した強力なビジネスとテクノロジーの価値を実証している
Appleは、パワーマネジメント回路のライセンス料として6億ドル(約673億円)を支払うことで合意。前払いとして3億ドルを現金で支払し、同社の16%に相当する300人以上の技術者をAppleに移籍させる。
Dialog Semiconductorのジャラル・バゲーリCEOは「この取引は、Appleとの長期にわたる関係を再確認し、Dialogで構築した強力なビジネスとテクノロジーの価値を実証している
。当社の実績、顧客関係、有能な従業員が、当社の今後の将来の成長見通しに大きな自信を与えてくれている」「この取引はフォーカスし強化した事業から恩恵を受けるものであり、従業員および株主にとって最善の利益になると確信している。戦略的成長イニシアチブに投資するための財務的柔軟性を強化する」と述べている。
Appleのハードウェア技術部門担当上級副社長のジョニー・スラウジ氏は「Dialogはチップ開発において深い知識を持っており、私たちの製品を長い間サポートし今やAppleで直接働いている才能あるエンジニアのグループを抱えることに興奮している」と述べ、「Dialogと私たちの関係は初期のiPhoneにまでさかのぼるもので、長く続いてきた彼らとの関係を続けることを楽しみにしている」と続けている。
この取引は2019年上期中に完了する見込み。
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