「5GおよびAI社会を生き延びるためには新たな事業戦略が必要になる。シャープのディスプレー戦略はこれまでスマホを中核に据え、サブとしてテレビがありPC、その他に展開というものだった。しかしこれからの事業は車載を中核に据え、PC、スマホ、テレビ、IAをそれなりにラインアップし新規事業への道を探っていく、ということになるだろう。ディスプレーとは全く違う分野に展開することも視野に入っている」
こう語るのはシャープのディスプレイデバイスカンパニー副社長、伴厚志氏である。伴氏はこれまでシャープの事業戦略を語りたくとも、業績が厳しかったためになかなか明らかにできなかったとした上で、これからは積極アナウンスする方向性を示した。この談話は12月5日に行われた、リードエグジビションジャパンが開催するディスプレー関連の世界最大の展示会「液晶・有機EL・センサ技術展(ファインテックジャパン)」の基調講演におけるものだ。
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