ソニーは7日(日本時間8日)、8Kテレビに参入することを明らかにした。まずは欧米で85型と98型の大型製品を投入する計画。北米向けは今春にも発売時期や価格などの詳細を発表する予定だ。8Kテレビの販売は日本企業ではシャープに続き2社目となる。自社で映像や音楽コンテンツを抱えるソニーの参入で、超高画質市場が本格的に立ち上がるかの試金石となりそうだ。
8日(同9日)にラスベガスで開幕する家電・IT見本市「CES」で披露する。7日(同8日)に会見した吉田憲一郎社長は「ソニーは『クリエイティブエンターテインメントカンパニー』だ。クリエイターとの連携や技術で感動を提供する」と強調した。エンターテインメント事業の強化と、これらを実現するカメラや映像・音響機器といったハードウエア事業の融合を加速する方針を示した。吉田社長は「人を熱狂させるクリエイターの夢を信じている」と力を込めた。
このほか360度全ての方向から音が聞こえる「360リアリティーオーディオ」技術を発表。まずはヘッドホンやスピーカーに展開する。
このほか360度全ての方向から音が聞こえる「360リアリティーオーディオ」技術を発表。まずはヘッドホンやスピーカーに展開する。
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