microsoft 00_mMicrosoftはWindows Phone 8.1のサポート終了と共にWindows Phoneブランドの終了を発表しました。後継OSとしてはWindows 10 Mobileが存在していますが、こちらも既に2019年6月11日にはメインストリームサポートが終了すると発表されています。Microsoftは既にモバイルOS市場からの撤退を決めているわけですが、今後に備えてユーザーに「iOSもしくはAndroidといった他モバイルOSへ移行するように」と推奨しているようです。

Microsoftはユーザーに向けて、2019年12月10日以降はWindows 10 Mobile向けのセキュリティ更新プログラムの提供を停止することをアナウンスしています。Microsoftはユーザー向けに「Windows 10 Mobileのサポート終了に関するFAQ」というページを開設しており、Windows 10 Mobileユーザーの疑問解決を図っています。



FAQページの「Windows 10 Mobileユーザーは何をすべきか?」という項目には、「Windows 10 Mobileのサポート終了後は、サポートが続いているAndroidやiOS端末に移行することをオススメします。地球上のすべての人とすべての組織がより多くのことを達成できるようにするというMicrosoftの使命の元、AndroidやiOSといったプラットフォームおよびデバイス上のMicrosoft製モバイルアプリをサポートしていきます」と記されています。

また、Microsoftは音声認識アシスタントのCortanaが、他社製アシスタントのAlexaやGoogleアシスタント、Siriといったサービスと直接対立するようなものではなく、融合することを目指していることを明かしています。Microsoftのサティア・ナデラCEOは、「CortanaはMicrosoft 365に加入している人なら誰でも使えるスキルである必要があります。あなたはGoogleアシスタント経由でCortanaを使うことができるべきです。あなたがAndroidやiOSでMicrosoft製アプリを使うように、GoogleアシスタントやAlexaでもCortanaを使えるようになるべきです」と語っています。