韓国LGディスプレーが30日発表した2018年12月期連結決算は、営業利益が前の期比96%減の929億ウォン(約90億円)だった。液晶パネル市況の悪化により、営業利益ベースで過去最高を更新した17年12月期から一転、大幅減益に陥った。高精細な有機ELパネルについては、18年下半期に黒字転換。19年は通期で初の黒字化を目指す。
LGディスプレーは、液晶パネルの世界最大手。18年は中国パネル大手の増産などで液晶パネルの価格が急落し、LGは18年上半期に3260億ウォンの赤字を計上した。だが、18年下半期に液晶価格が多少持ち直したことで通期ではかろうじて黒字を確保した。
売上高は12%減の24兆3366億ウォン。18年はテレビ換算で290万台分の有機ELパネルを出荷し、全体の売上高に占める有機ELパネルの比率は8%超になった。
LGディスプレーはテレビ以外にもスマートフォン向けに自社の有機ELパネルを採用するよう、米アップルに働きかけている。これについて、LGの徐東熙(ソ・ドンフィ)最高財務責任者(CFO)は30日「近いうちに実現すると考えている」と話した。
売上高は12%減の24兆3366億ウォン。18年はテレビ換算で290万台分の有機ELパネルを出荷し、全体の売上高に占める有機ELパネルの比率は8%超になった。
LGディスプレーはテレビ以外にもスマートフォン向けに自社の有機ELパネルを採用するよう、米アップルに働きかけている。これについて、LGの徐東熙(ソ・ドンフィ)最高財務責任者(CFO)は30日「近いうちに実現すると考えている」と話した。
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