ファーウェイの折りたたみスマートフォン「Mate X」の実機にじっくり触ってきました。奇抜さだけが売りの端末と思っていたら、いざ触ってみると意外に『普通』の使用感。いわゆる一発芸的ではなく、価格次第では本当にモバイルの1ジャンルを築くかもしれないと思える端末でした。
そう感じた理由の1つ目は、畳んだ状態がコンパクトなこと。横幅は78.8mmで、サムスンの旗艦スマートフォン「Galaxy Note 9」の76mmと大きくは変わりません。厚さは11mmで、ソニーモバイルの「Xperia XZ2 Compact」よりも薄くなっています。
また、サムスンの「Galaxy Fold」とは異なり、ディスプレイは内折りではなく外折りタイプ。このため、折りたたんだ状態では、端末の表面と裏面がどちらもディスプレイとなります。これを活かせるのはカメラで、撮影されている側も裏側のディスプレイから、どういうアングルで撮影されているのかをリアルタイムで確認できます。カメラはLeicaの3眼レンズを搭載します。
背面のツメを押すと「カチッ」と音がして、折りたたみのロックが外れます。いざ画面を広げてみると、継ぎ目のない8インチのディスプレイが姿を現します。結構な大画面ですが、筐体の片端に出っ張りがあるので、そこを取手のように持てば片手でも問題なく保持できます。重さは295gで、8インチタブレットとしてはかなり軽量な部類に入ります。Read full article
Comment
コメントする