シャープは15日、従来製品のフルハイビジョンに対して4倍の解像度となる「4K」液晶パネルを搭載した電子黒板「ビッグパッド」シリーズ3製品を5月から順次発売すると発表した。65、75、85型の3サイズ。CADソフトウエアなどで4K画像を使いつつある自動車や建設業界からの需要をにらみ、70、80型の最上位モデルに続き、これら中間価格帯の3製品も4Kに対応させた。消費税抜きの市場想定価格は65型で約50万円。
タッチパネルに「イングラス」と呼ばれる方式を採用し、4K画像に対応した細かいタッチ操作ができるようにした。USBメモリーを差すだけで動画再生できるほか、パソコンと接続しなくてもウェブ会議システムが使える機能もある。親会社の鴻海精密工業グループから廉価な4K液晶パネルを調達するなどし、価格は従来製品と同等に抑えた。
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