24a79610-7b9f-11e9-bfdd-fecdff0d7c2b韓国サムスンがブロックのような形状におりたためるディスプレイの特許を出願していたことが、海外報道により判明しました。こちら、スマートフォンやスマートデバイスへの応用が期待されます。

米国特許商標庁(USPTO)に出願された今回の特許では、縁のついた折りたたみディスプレイ特許が説明されています。そしてフチ部分を合わせるように折りたたむことで、3D形状の表示デバイスが形成できるのです。

折りたたみ前のディスプレイのアスペクト比は16:9と一般的で、フチ部分が折りたためればタブレット端末としても利用できそうです。たとえば机の上に自立できるスマートフォンとして、あるいはディスプレイ表示が可能なスマートスピーカーとしての応用が期待されます。



サムスンは折りたたみスマートフォン「Galaxy Fold」の近日中のリリースが予測されているだけでなく、さまざまな折りたたみスマートフォンやディスプレイの特許を出願しています。それらの中には海苔巻きのように巻き取れるもの、あるいは本体にディスプレイが巻き付くものもあります。

サムスンは折り曲げや折りたたみ可能な有機ELディスプレイを自社生産しており、もし需要があればこのような変わり種の折りたたみデバイスを開発する可能性も十分にあります。折りたためる有機ELディスプレイの進化により、長らく変化のなかったスマートデバイスの形状にもようやく変化が訪れるのかもしれません。