パナソニックは23日、同社が仮想現実(VR)空間演出ソリューションと呼ぶ映像投影システム「VIRTUAL STAGE MIERVA(バーチャル・ステージ・ミエルバ)」のメディア向け体験セミナーを開いた。2020年東京五輪・パラリンピックの選手村跡地に建設予定の街「HARUMI FLAG(ハルミフラッグ)」向けのマンションを扱う販売センター「HARUMI FLAG パビリオン」に導入したものだ。
同センターではVIRTUAL STAGE MIERVAによる複数の空間演出を体験できる。まずは円柱形を縦に切ったようなスクリーンに上下、左右ともに最大180度の視野で映像を投影するコーナーだ。
同センターではVIRTUAL STAGE MIERVAによる複数の空間演出を体験できる。まずは円柱形を縦に切ったようなスクリーンに上下、左右ともに最大180度の視野で映像を投影するコーナーだ。
2台のプロジェクターを使って湾曲したスクリーンに滑らかに映像を投影する技術により、目の前に部屋や街といった映像の空間が実在するように感じられる。従来は広い視野の映像を投影するには大型のスクリーンとそれに伴う複数台のプロジェクターが必要だった。VIRTUAL STAGE MIERVAは限られたスペースでも広い視野の映像を投影できるという。ゴーグルなどの専用機器が不要(グラスレス)なため、複数人で同じ映像を体験できる点も特徴だ。
次に窓からの眺めを時系列映像として見ることができるコーナーだ。部屋の照明機器と映像を連動させて時間の変化をよりリアルに体感できる。従来は静止画を張り替えるなどの手間が必要だった。
次に窓からの眺めを時系列映像として見ることができるコーナーだ。部屋の照明機器と映像を連動させて時間の変化をよりリアルに体感できる。従来は静止画を張り替えるなどの手間が必要だった。
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