LG電子は8K放送対応の有機発光ダイオード(有機EL=OLED)テレビを来月から国内での発売を開始、グローバル8Kテレビ市場の競争に本格参入する。画素数7680×4320の解像度を有する8Kテレビはフルハイビジョンに比べ16倍、4KやUHDテレビより4倍の高画質である。サムスン電子と日本シャープが中心となる8K放送対応テレビ市場はすでに形成されているものの、8KのOLEDテレビが世に出るのは今回が初めて。
LG電子は3日、自社の8K有機ELテレビ「LGシグネチャーOLEDTV」を1日から1ヶ月間、国内先行予約販売を開始すると発表した。8K有機ELテレビは韓国でいち早く発売され、今年第3四半期(韓国基準)の7月〜9月には北米と欧州でも販売開始予定だ。予約販売期間中は特別価格の4,000万ウォン、来月以降の価格は5,000万ウォンとなる。
LG電子は3日、自社の8K有機ELテレビ「LGシグネチャーOLEDTV」を1日から1ヶ月間、国内先行予約販売を開始すると発表した。8K有機ELテレビは韓国でいち早く発売され、今年第3四半期(韓国基準)の7月〜9月には北米と欧州でも販売開始予定だ。予約販売期間中は特別価格の4,000万ウォン、来月以降の価格は5,000万ウォンとなる。
今回の新製品はOLEDテレビの中でも88インチの最大サイズのため、従来の8K液晶ディスプレイ(LCD)とは違って3300万画素を一つ一つ自由に調整し繊細な色の表現が可能である。LG電子独自に開発した画質プロセッサにディープランニング技術を組み合わせた「第2世代人工知能(AI)アルファ9 8K」を搭載、画質とサウンドの最適化を追求する。また独自の人工知能(AI)プラットフォームである「LGシンキュ」の他、グーグルのAI「グーグルアシスタント」の韓国語サービスも搭載している。
現在、グローバル8K市場シェアはサムスン電子と日本シャープが分け合っている。調査会社のIHSマークイットによると今年第1四半期、サムスン電子とシャープは8Kテレビをそれぞれ1万300台、4800台売り上げた。8Kテレビの市場規模は昨年1万8600台だったが、2023年には629万8800台にまで成長するとの見通しだ。
現在、グローバル8K市場シェアはサムスン電子と日本シャープが分け合っている。調査会社のIHSマークイットによると今年第1四半期、サムスン電子とシャープは8Kテレビをそれぞれ1万300台、4800台売り上げた。8Kテレビの市場規模は昨年1万8600台だったが、2023年には629万8800台にまで成長するとの見通しだ。
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